バトル漫画の主人公にバカなやつが多い理由

考察

バトル漫画とは、その名の通りバトルを主体とした少年漫画の花形と言ってもいいジャンルである。
ドラゴンボール、ワンピース、NARUTO、ハンターハンター、連載が終わった今でも人気のある漫画が複数存在する。
ただ、こういった漫画の主人公は大体バカな人が多い。
では、何故多いのか。

世界観の説明に丁度いいため

まず、一般的なバトル漫画は所謂、超能力で戦うのが基本である。
ドラゴンボールの「気」、ワンピースの「悪魔の実」、ナルトの「チャクラ」、ハンターハンターの「念能力」といった具合である。
こういった超能力を活かした漫画は独自の世界で展開されることが多いのである。
ただ、そういう世界をどうやって説明をするのか。
仲間キャラに説明してもらえばいいのである。
主人公が馬鹿だと何も知らないと納得できるので、誰かに戦うルール、政治や経済を説明してもらえばいいのだ。
そうすれば読者も世界観を理解しやすくなる。
もし主人公が天才ならだれも教えることが無いのだ。
だが、例外もある。
主人公を天才にしてバトル漫画をやった「金色のガッシュ」はある意味異端というべき存在である。
どうやって物語を展開していったかというと、まず世界は現実に準じた世界で、そこで、魔物の戦いに巻き込まれるので、そこから魔物の戦いがどういう物かと推測していったのだ。
かなり考えられている。

他にも物語を動かすのに主人公が馬鹿だと色々利点がある

それは、作家というのは、大体作家自身よりも頭のいいキャラクターを書くことができないというのもある。
頭のいい人なら自分よりも頭の悪い人の考えを理解することができるが、頭の悪い人が頭のいい人の考え方を理解しようと思ってもそれを理解できる能力がそもそもないため、描写することができないのだ。
他にも、頭のいい人と頭の悪い人を比べたら頭の悪い人の方が数が多いので、主人公が頭が悪い人の方が感情移入しやすいという理由もある。

いかがだっただろうか。
割と短い記事になってしまった。
ただ、もし創作物を作るなら本記事を参考にしてほしい。
まぁ、

売れる保証はしないがな

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