ゲーム「ポケットモンスター」シリーズの主人公は大体の作品ではジムリーダーと戦うことになる。
ジムリーダーとは、「ポケットモンスター」の世界における他のゲームにおける中ボスである。
ただジムリーダーとは何なのか?
今回はそのジムリーダーについての考察である。
ジムは本来鍛える場所では?
最近ライザップとかで有名になり、身近な存在になったジム。
ジムとは本来体を鍛える場所だ。
ならばポケモンジムは本来ポケモンを鍛える場所になるはず。
だがポケットモンスターシリーズが誕生して20年以上経過したが、ポケモンジムでポケモンを鍛える要素がほぼない。
強いて言うなら、戦って鍛える程度である。
ジムトレーナーはジムリーダーの門下生
ではポケモンジムにいるジムトレーナーとはどんな立ち位置の人達か。
恐らく、そのポケモンジムで実際に鍛えているトレーナーである。
そして、そのジムを経営しているジムリーダーなる人物がいる。
ジムトレーナーはこのジムリーダーの門下生みたいな感じでゲーム中で描かれていることが多い。
このジムリーダーとは、恐らく現実世界における道場の道場主みたいな立ち位置ではないかと考えられる。
現実のジムを経営してる人は戦ったりしない。
なので、道場主が適当と考えられる。
何故ポケモントレーナーはジムリーダーと戦うのか
元ネタは多分、道場破りだと考えられる。
昔の柔道や空手等の格闘技の漫画ではこの道場破りを題材にした作品が多かった。
道場破りとは、柔道とか空手の格闘技の道場に乗り込んで道場主やその道場で一番強い人と戦い、勝ったら、その道場の看板を持って行ったり、壊したりする。(持っていくことが多い。)
道場は看板を取られたら経営することができない。
なので道場主は看板を金銭で買い戻すか、新しく作り直さなければならない。
架空の話だと道場破りはこのことで生計を立てている。
負けた場合、半殺しにされて道場の外に放り出されてしまうという。
ただ、この道場破り、実在しないのではないかともいわれている。
何故なら、他流試合は行われるものの看板を賭けた道場破りのような話は見られない。そもそも当時の道場に看板が掲げられていたかについても疑問視されている。
そのため、道場破りはフィクションに限定した話ではないかとも言われている。
実際、昔のポケモンのアニメでは、主人公のサトシがジムリーダーに挑む際、「たのもー!」という言葉を言っている。
これは道場破りの定番の言葉だ。
ポケモンのゲームやアニメでもジムリーダーは特に看板を掲げているわけでないが、負けたらジムバッジをポケモントレーナーに渡している。
解らない人のために念のために書くが、作中設定ではポケモントレーナーは「ポケモンマスター」という称号を得るためにポケモンリーグという組織に君臨する「チャンピオン」との戦いに勝つ必要があり、その「チャンピオン」との戦いに挑むためには8人のジムリーダーを倒してジムバッジを入手し、さらに四天王というジムリーダーよりさらに強い人ととの戦いに勝つ必要がある。
なので、ここまで書いた考察を見るに、ポケモントレーナーがジムリーダーに挑む構図はこの道場破りを元にしているのではないかと考えられる。
ただ、ゲーム中の主人公であるポケモントレーナーは特に特別訓練を受けているような描写はない。
にも拘わらずジムリーダーとの闘いに勝ってバッジをもらうわけなのだが、門下生であるジムトレーナーは訓練を受けているにもかかわらずポケモントレーナーに簡単に負けているのはジムに所属している意味はあるのだろうか。
ただポケットモンスターは作中設定をあんまり詳しく書かないところがあり、ジムに所属するメリットや理由は現在のところ、あんまり描写されていない。
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