「MOTHER2」
このゲームは所謂、ドラクエのようなコマンド戦闘方式のRPGなのだが、任天堂からこういったゲームが発売されたのはかなり珍しい。
私はこのゲームがかなり大好きで、これまで通算5回ぐらい遊んだ。
タイトルに「熱く」って書いてあるから、どのくらいの熱量かは解るだろう。
あまりにも遊びすぎて裏技まで発見した位である。
そこで今回は遊んだことのない人でも魅力が解るようにこのゲームの特徴、レビューみたいな物を書いてみようと思う。
世界観が独特
このゲームは現実世界を元にしているが、うまくゲームに落とし込めている。
例えば、普通のRPGの武器は剣とか槍なのがこのゲームではバットやフライパンになっている。
(実は一応剣を装備できるキャラクターはいる)
あと、主人公は子供という設定なので、あんまり殺伐としていない雰囲気になっている。
この現実世界を元にした世界観は「ポケットモンスター」に影響を与えている。
主人公が帽子をかぶっているところもその片鱗が見られる。
回復アイテムの種類も世界観に合わせているせいか、種類が物凄く多い。
例えば、ハンバーガーが回復アイテムとして出てくるが、それだけでも5種類ぐらい登場する。
他にもオレンジジュース、栄養ドリンク、弁当、ピザと多種多様な回復アイテムが登場する。
効率を重視せずに、単純に好きな物で回復するという遊び方もできる。
退屈しないシステム
このゲームは敵とはシンボルエンカウント方式で遭遇することになる。
このゲームの発売時期ではシンボルエンカウントはかなり珍しく、これ以外だとファミコンディスクシステムのソフトの「リンクの冒険」ぐらいしかない。
シンボルエンカウントとは、移動画面で敵キャラクターと接触すると戦闘画面に切り替わる方式の事である。
このゲームは敵にどうぶつかったかによって戦闘時の状況が変わる。
後ろからぶつかった場合は先制攻撃ができ、逆にこちらの後ろから敵がぶつかってきたら敵が先制攻撃することになる。
そのため、移動画面でも決して気を抜くことができない。
戦闘画面だと体力がドラムロール形式で表示されている。
この体力値は例え味方の体力がなくなるぐらいのでかいダメージを受けても、体力が無くなるまでタイムラグがあるので、完全に体力がなくなる前に回復したら生き残ることができる。
そのため、退屈する要素が無い。
この戦闘システムは他のRPGと比べて差別化がうまい具合に差別化ができているといえる。
曲が何故かめちゃくちゃ多い
これは「退屈しないシステム」に入れようか悩んだが、他の要素にも含まれるので、独立したものとして扱う。
実はこのゲーム、戦闘曲ですら10曲ぐらい存在する。
ドラクエ、FFでさえも、通常、ボス戦、ラスボス戦の三つぐらいしかない。
MOTHER2はラスボス戦でさえも3つぐらいある。
ここまで曲にこだわるゲームも殆どない。
ただでさえこのゲームは1990年代に発売されてたものである。
街のBGMでさえも一つ一つ全部違う。
そのため、どんな町に行ってもどんな敵と戦っても新鮮味が感じられる。
いかがだろうか。
もしこれを読んでMOTHER2に興味持ってくれたらうれしい。
今ならニンテンドースイッチのオンラインサービスを有料契約すれば、ソフトそのものは無料で遊ぶことができる。
さて、最後にここからは私がこのゲームで見つけた裏技をお見せしようと思う。
裏技
この裏技はニンテンドースイッチ、WiiU、3DS等の移植版でしかできない。
以下の手順を踏む。
- 敵シンボルと接触する前に丸ごとバックアップをする(なるべく敵と離れた場所で)。
- メニュー画面を開いてすぐ閉じる。
- 敵シンボルと接触して戦闘に入る。
- もし目当てのアイテムが取れなかった場合、すぐに復元をし、メニュー画面を開いてすぐ閉じる(このときは操作を2回行う)。
これを繰り返し、繰り返すごとにメニュー画面を開いて閉じる操作を一回ずつ増やしす。そうするとレアアイテムを簡単に入手できる。
これはメニューの開閉で乱数が変わることを利用した裏技である。
しかし、注意点がある。
何故ならこの裏技はメニューを開いて閉じる過程である数を貯めているのだが、その数が255を超えると0にリセットされてしまうので、回数に注意すること。
もし255を超えたらどこか数字を飛ばしていることになる。
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