世界のキャッシュレス

雑学

この記事の読者はキャッシュレスを使っているだろうか?
一応書くが、電子マネーを思い浮かぶかもしれないが、クレジットカードもキャッシュレスに含まれることも留意してほしい。 
実は海外ではカードやスマホをタッチするタイプのキャッシュレスが少なかったりする。
そこで、海外ではキャッシュレスがどうなっているか、また海外と比べての日本のキャッシュ現状について書いていこうと思う。

・アメリカ(というより世界一般的)

世界一般にはキャッシュレスは「デビットカード」が一般的だ。
クレジットよりも、デビットカードの方が普及している。
何故海外ではデビットカードが一般的に普及しているか。
一応、申し込み対象年齢が広く、審査が簡単、使い過ぎ防止がある点は同じである。

じゃあ、何で日本ではデビットカードよりもクレジットカードが普及しているか。
単純にデビットカードが使える店が少ないからである。
クレジットカードは後払い方式で、買い物時は必ず代金が支払われるというのが信頼性があるからクレジットカードを優先しているのかもしれない。(デビットカードは支払われる時に銀行からすぐにお金が引かれる仕組みになっている)

・中国

QRコードが一般的。
何で多いかというと、中国は元々農民が出稼ぎで都会で食べ物の屋台を営むことがすごく多い。
屋台というのは、建物の店舗と違ってあまり物を置けない、必然的に省スペースで営業する必要がある。
その為、設備を客のスマホに依存するQRコード式決済が普及しているのだ。
これならQRコードを置くだけで決済できる。
だが、これは中国独自の技術ではない。
そもそもこのQRコードを開発したのは実は日本のデンソーという会社なのだ。
なのでデンソーは特許料でぼろ儲けしている。
しかし、店にあるQRコードの上から第三者が別のQRコードを張り付けて決済されたお金が第三者に奪い取る詐欺が横行する等、セキュリティ性が危うい一面があるため、あまり多用することをお勧めしない。
もし使うなら念のためQRコードを確認することをお勧めする。

・ロシア

大手銀行のズベルバンクが電話番号と口座を結びつけるサービスをしている。
なので、電話番号を伝えて買い物をする人が結構いる。
ロシア人から聞いた話なので、セキュリティがどうなっているかは解らない。
無論、他国ではこのサービスを受けることはないので、あまり気にしなくていいと思うが…。

電話番号のみで買い物できる点で不安しかない。

・日本

FeliCa(ソニーの技術)という、カードをタッチする決済方式が一般的。
一応、最初は鉄道の決済で使われる等、普及しているところは普及しているという状況で、一方店舗では設備が大掛かりになる傾向があるため、あまり普及しなかった。
後から設備が小型化していくにつれて、普及していった。
実は今まで紹介したキャッシュレスの決済方法としては一番セキュリティが高い。(さすがに盗まれたり落としたりしたときは対処のしようがないが)
決まった機械にタッチするだけなので、操作もこの中で一番簡単。

この様に、国によって決済方法さまざまである。
ロシアは元々大雑把だが効率的な国民性があるが、ここまでくるとあっぱれである(日本も技術をアピールしたい姿勢もそうだが)。

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