「マンファ」
韓国の漫画のことはマンファと呼ぶ。
アメリカの漫画のことは「コミック」、フランスの漫画の事は「バンデシネ」、日本の漫画の事はそのまんま「漫画」と世界各国で呼ばれている。
最近は電子書籍のフォーマットに合わせて、
最近、韓国の「マンファ」に始まり、映画、ドラマといった韓国メディアが注目を浴びているが、宣伝を見るとある傾向があることが解った。
今回はそのことについて韓国の文化的背景を踏まえて書こうと思う。
美容
アニメ映画「整形水」とかが有名かも知れない。
恋愛系とかほぼ整形が絡んでいると思う。
元々韓国は美容整形が有名だが、その影響かも知れない。
韓国は美容整形がとにかく身近にあり、入学祝で美容整形をする文化があるぐらいである。
何でそんなに身近であるかは知らないが。
余談だが、韓国で一般的に美人だと言われてる人達の殆どの顔が似ているように見えるのは気のせいだろうか?
喧嘩
これは意外に多かった気がする。
だがこのジャンルが何故多いかは解らない。
例えば前述の美容みたいに国の文化の背景には大体理由があるはずだが、このジャンルに関しては本当に解らない。
一応性犯罪が多いことは知ってるが、それとは結びつかない。
多分だが、韓国が先進国では珍しい徴兵制度を採用している軍事国家であるという側面から、力に対する憧れみたいなものがあるのではないかと予想している。
もしくは、感情的な国民性だからか、喧嘩しやすいから喧嘩そのものが身近に感じやすいのかも知れない。
貧富の格差
おそらく主力のジャンルはこれである。
「イカゲーム」や最近のアカデミー賞を受賞した「パラサイト」がこれに当てはまる。
韓国の貧富の差は結構深刻である。(一応世界全体でも深刻だが)
韓国は一応平均年収で見たら日本より上という話を聞く人はいるかも知れない。
ただ、この平均年収は「その国の中級階級の平均的な年収」という意味ではない。
韓国は大金持ちと貧乏人がとにかく多く、中級階級の人があまりいない。
逆に日本みたいに国民の殆どが中級階級の国は珍しいのだ。
何でこんな風になったかというと、韓国には有名な会社が色々あるが、株が外国人に大量に買われてしまい、会社の利益が外国に行ってしまい、国内の消費に使われないため、国民に配分されない事が原因だと言われている。
そのため、一握りの人しかマトモな生活ができないので、国外脱出する人が続出しているのだ。
日本でコンビニのアルバイトをするために大学で日本語を勉強する人までいる。(日本はアルバイトでも生計を立てれることで有名)
最近、アメリカの映画やドラマで韓国人の活躍する場面が増えたが、そういった人達は韓国から国外脱出してきた人達である。
こういった貧富の差の国は結構多く、アメリカも例外ではない。
そのため、こういった作品は共感を得やすいのだ。
こうやってみると、メディアはいかに国の文化の影響を受けやすいかが解るだろう。
ただ、こういった作品が多いので、正直マンネリ気味ではある。
ここから次の一手を講じなければ、多分飽きられるだろう。
昔、香港映画が一世を風靡したが、衰退した。
韓国も二の足を踏まなければいいが。
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